20190412農作業日誌。桃のおろ抜き終了からサクランボの花摘み、そして交配へ。 @嫁

毎年果てしなく思える桃のおろ抜きですが、3月24日にスタートして以来SNSで「いつでもお手伝い待ってます!」の投稿を見たお知り合いが「〇〇日行けるよ〜」「今日の予定なくなったから作業してるなら今から行くよ〜」と連日たくさんの方がお手伝いに来てくださり、順調に進み無事1巡目が終わりました!

↓お仕事の途中で様子を見に寄ってくれた元桃農家の友人、つい手が出てしまうようです(^^)

サクランボの花も咲き始め、桃のおろ抜きと並行してサクランボの花摘みも、、、。
摘み取ったサクランボの花は農協にある機械を使って花粉をとり交配の作業に使います!

おろ抜きのお手伝いに来てくださった方たちは経験のある人もない人もいましたが、一緒に作業をしてみて、また感想を聞いたりして私はすごく大切なことに気づかされました。

それは、私たちにとって今となっては当たり前になってしまった「果樹を育てる中で行う様々な作業の数々」がとってもとっても尊い作業であったこと。
自分たちがどんなに素晴らしい仕事をしているのかに気づかせていただきました。

そして私は初めて畑に入り私が生まれて初めて落とす桃の蕾を、いったいどんな気持ちで落としたのだろう、、、ということに思いを巡らせました。

お恥ずかしいことですが家庭の事情である時から畑を継ぐことになったものの、最初はとっても嫌で「やらされ感」満載、泣きながら作業した日も、、、。

それがいつしか怖くて上れなかった脚立もてっぺんまで上るようになり、見よう見まねでしてきた作業も今やお手伝いの人に説明するようになるなど。

何年経験しても「果物は本当に難しいなぁ」「まだまだだなぁ」と思うことばかりでも、たくさんのお客様に支えていただきここまできた事を今一度心に留め夫と2人、そして力を貸してくださる方や農園のファンの方たちと楽しいシーズンにしていけたらと気持ちを新たにしました!

さて、ずっとポカポカ陽気が続いていたのですが、一昨日(4月10日)まさかの雪が降りました。
サクランボも桃もどうなってしまうのか不安でたまりませんでしたが、自然を前に人間のできることなどたかがしれています。
実になってみないことにはなんとも言えませんがただできる事を精一杯やってあとは祈るばかりです。

次回の記事ではサクランボの花から花粉をとる工程をご紹介したいと思います。
よかったらまた遊びに来てくださいね(^^)

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