農業研究会・黒田式サクランボの剪定の見学研修に行っていました!

農作業日誌

見学研修

今諏訪農業研究会(いますわ のうぎょう けんきゅうかい)というグループに参加させていただいています。講習会や研修など様々な情報を収集できる機会をいただいています。その研究会の研修として、以前より気になっていた剪定方法の見学が行われました。
開催は2016年2月23日に南アルプス市西野地区 手塚さん圃場(ほじょう=はたけ)で行われました。
手塚さんは「フルーツマルタイ」という屋号でさくらんぼ、桃、あんぽ柿、ころ柿の生産直売、観光農園をされています。
フルーツマルタイ(GoogleMAPのリンクになります)

手塚さんは4年前からこの剪定方法を導入されているそうです。
なにしろ良いもの(大玉で糖度も高い)が収穫できるようになり、さらに著しく作業の省力化ができるようになったそうです。

黒田式剪定とは?

さくらんぼの巨大産地山形県の黒田さんという方が考案した、一本棒三年枝(いっぽんぼうさんねんし)栽培という少し特殊な栽培方法です。詳しくはこちらへ!
こちらの本に載っています!IMG_4995 (下記にリンクがあります。)
圃場での様子

▼研究会メンバーで手塚さんの説明を熱心に聴き入ります。

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▼傘を反対にしたような特徴的な樹形

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▼花芽がとても大きいです。花芽が大きい→大きな花が咲く→大きな実になる 3段活用だと思われます。

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▼枝の根元からの写真、側枝(そくし)と呼ばれる枝が少なくすきずきしています。

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▼この剪定方法に変更してから幹が太り樹皮が裂けています。根が動くようになった結果だそうです。

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▼苔が生えている部分が多かったです。つちの状態が良い証拠です。

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とても良い機会をいただきました。うちの園でもチャレンジしてみたいと思っています!!
園主の手塚さんと息子さんとも名刺交換させていただきました。花の時期や実際に実がなっている時にも見学させていただけそうです。ありがとうございました。

 

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