さくらんぼの栽培には雨除け施設が必要です。実が雨に当たり続けると裂果(れっか)と言ってみが裂けて傷ができてしまうからなのです。
昔は「こうぼうし」と言って一本一本の木に大きな傘のような雨除けをしていましたが、今は「サイドレス」と言って大型のビニールハウスのような施設が主流です。
そしてそのサイドレスには鳥避けのために網が常設してあります。
その網はシーズンオフの時は出入りや、草刈り等の管理がしやすくするため1〜2mほど上げて留めてあります。
さくらんぼの地色(じいろ)が抜ける前にその網を上げる作業をします。
下ろすだけではなく、鳥が入らないように重しもします。
この作業が僕もユキコさんもあまり好きではありません。というか嫌いです。
農作業は雨が降るとできないこともありますが、さくらんぼの作業は雨が降っていてもできちゃいます。雨除け施設があるので、、、
ということで摘果作業。。。
鈴なりの香夏錦(こうかにしき) 摘果後
農業をする上で農機具と上手に付き合うことは大切だと思います。
文化農園では草の管理には除草剤は一切使いません。背負式の刈り払い機と乗用草刈機を使用しています。
使い分けが重要で、木の根本(ねもと)は刈り払い機で、その他のところは乗用でと使い分けています。
父の代から使っている乗用草刈機がボロボロで今回お友達の自動車整備もできる観光会社「飯丘観光」さんにお願いして修理してもらいました。
このタイプの草刈機は車体の下に大きなプロペラのような刃がついていて、それで草を刈っていきます。石があれば弾き飛ばしてしまうので、サイドにカバーがあるのですが、長く使っているとそのカバー(鉄製)がボロボロになってしまって、石が飛びやすくなるんです。
今回はそのカバーを板金で作っていただきました。普通に部品で買ったら40万ほどかかるとか、、、恐ろしいです。
飯丘観光さんありがとうございました!今後もよろしくお願いします!!
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