20150528農作業日誌 さくらんぼ紹介 富士あかね

本日は早朝からさくらんぼをもぎ、ご注文いただいている商品を初出荷(ゆうぱっく)しました!
そして今日も直売所にお買い得品を納入。お買い得品(売価は300円)は一度に10パックまでしか店に置けません。
11時と14時に経過報告のメールが来るので売れ行きをみて、再度搬入します。今日は3回行っちゃいました(笑)
金額的には微々たるものですが、今まではロスにしていたものなのでとても嬉しく思います。IMG_5922 やっぱり一生懸命作ったものが評価されるのは気持ちがいいです。

富士あかね

噂のさくらんぼの品種紹介、今日は富士あかねです。
この品種は山梨県のオリジナル!山梨県果樹試験場で作られたようです。

品種特性
昭和62年に着色がよい「高砂」に食味が優れた「佐藤錦」を交雑して育成した系統である。平成15年12月、糖度が高く適度な酸味もあり食味濃厚で、栽培性にも優れていることから、品種登録出願を行い、「甲斐オウ果1」として品種登録された(登録番号第14189号、2006年3月24日)。平成17年3月には、「富士あかね」として商標登録した。これまで県内に7,654本の苗木が供給されている(2008年12月末現在)
樹勢は中程度で、花芽の着生は多い。開花期は「高砂」とほぼ同時期である。交配親和性については、「ナポレオン」の花粉と親和性が高い。生理落果や裂果の発生は少ない。
収穫時期は、果樹試験場圃場(山梨市:標高440m)において、6月上旬であり、「高砂」とほぼ同時期である。
果実中は平均7~8gとなり、早生品種としては大きく、玉揃いも良い。果実は短心臓形で、着色は「高砂」と同程度である。
糖度は平均20°Brixと「高砂」よりも高く、酸味もあることから、味は濃厚である。果肉色は乳白色で、肉質は緻密である。果梗(軸)は「高砂」や「佐藤錦」に比べてやや長い。
果実は軟化しにくく、樹上での日持ち性は良い。

じつは今日まで名前がわからない木がありました。
母と作業をしている時の話から、それが偶然わかったのです。
「この木は佐藤じゃなくて、山梨で作られただって」みたいな会話だったんですが、昨年も同じフレーズを聞いていました。でも昨年は僕の知識の中に「富士あかね」がなかったんですよね。
農業の師匠の園に「富士あかね」があり、とてもおいしいと聞いていたので苗が欲しいとインプットされていたのです。欲しいものはすでにあったんです(^^)
ただ1本しかありません、幻のさくらんぼです。(当園に限る)園主に聞けばありかがわかるかも!

コメント

タイトルとURLをコピーしました