前日は、移動日ということで、特に農作業もせず、オリエンテーション(という名の呑み)で一日が終わりましたが、
翌日からはちゃんとお仕事をしていました。
某コーヒーのCMではありませんが、桃農家の朝は早いです。
金丸文化農園のお仕事は05:00から始動です。
(なおさんはお酒に飲まれてしまうお方なので、確か初日は、ねぼ、、ゲフンゲフン)
なぜそんなに早い時間帯から作業を始めるのかというと、
朝早い段階だと、この時期でも涼しいから作業がはかどることと、
桃は涼しい時間帯に捥いだほうがよいからということらしいです。
ちょっと横道に逸れますが、この理屈だと、気温が下がる夕方に捥いでもいいのでは?と思いました。
実際、早朝にもがれる農家さんと、夕方にももがれる農家さんがいてはるようで、
金丸文化農園では、朝に捥ぐスタイルということになっていました。
この辺りは、各農家さんのスタイルというか、各農家さん毎の事情などで決まっているようでした。
例えば、山梨の農家さんだと、同じ時期にすももも採れたりしますが、朝はすもも、夕方は桃というようなこともあるでしょうし
単純に朝は苦手ということもあるかもしれません(この辺りはちょっと聞けなかった)。
こんな感じに、各農家さん毎に微妙に異なる作り方をされているところがあったり、畑の条件が完全には一致したりはしない(土の状態や、水はけの良さ、日照時間etc)ために、出来上がる桃の出来が異なってくるんだなぁと感じたりしました。
とはいえ、私が参戦した当初は、収穫時期より少し早く、もう少し経ってから収穫かなという時期でした。
収穫時期が忙しいのは分かりますが、収穫前はどうなのか?
やっぱり忙しいです。
いろいろやることはたくさんありました。
私が初日に行ったことは。。。
桃の木の枝を支える支柱を入れていくこと
でした。
最初は何をするんだろう??
と思ったのですが、要はこういうことらしいです。
- 桃の木は、実がなってくると、少しづつ枝が重くなっていきます。
- その結果、枝自身が垂れてくる。木が実の重みでへたってくる。
- そのため、物理的に枝を支えてやることで、桃の実が美味しくなるそうです。
金丸文化農園では、写真のように、下から支持棒を入れることで枝を支えていますが、
木の中心に支柱を立て、支柱を中心に枝全体を吊ってしまうやり方もあるようです。
一本や二本であればそんなに時間はかからないのですが、農園としてそれなりの数があれば、時間もそれなりにかかってきます。
桃の木の枝ぶりも、一つとして同じものはなく、植物という生き物を相手にするということは、唯一絶対の解答があるわけではないのだなぁと感じていました。
次のエントリでは、農作業初日に感じたことをもう少し書いていきたいと思います。
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