前日のポストで、いよいよ農作業に着手したのですが、実際に農作業を行うことで感じたことを、書いていこうかと思います。
まだまだ桃が青い時期のお話。
初日にやったのは、桃の木の枝に対して、支柱を入れていく作業(詳細はこちら)。
一つひとつの作業は特に難しいことはなく、それこそ10秒とかで終わってしまうレベルの作業です。
よっと枝を上にあげて支柱をいれる。
とても簡単。
他の農作業全般でもそうなのですが、一つ一つの作業は簡単なわけですよ。
ですが、、、
その数が多いのが面倒。。
ってことなのです。
工程を追って説明します。
枝に支柱を入れていく作業。
まず木を見て、「うーんどこに枝に支柱を入れよう??」とグルっと見て回ることに30秒ほど。
一本の木に対して、だいたい3本ほどの支柱を入れていたような感覚があるのですが、
10秒の作業としても、3本で30秒。
そして、支柱を支柱置き場から所定の木まで運ぶんですが、枝の高さがまちまちなので、支柱の長さもまちまち。
なので自分が支柱を入れたい枝の高さを考慮して支柱を選定するのですが、なかなかよい長さの支柱が見つけられない。。
ということで、支柱を探すのに約1分。
見つけた支柱を、木まで運ぶのに、平均して1分ほどかかっていたとしましょう(木によって支柱置き場からの距離が異なるため、ざっくりこのくらいかと)。
とすると、一本の木にかかる時間は
木を見て回る作業:30秒
実際に支柱を入れる作業:3本×30秒=1.5分
支柱を選定する作業:3本×1分=3分
支柱を運ぶ作業:3本×1分=3分
となって計8分ほど。
これらが、数十本あるわけです。
初日にこの作業を行った畑は、金丸文化農園の桃畑の中では一番大きな畑でしたので、20本以上はあったでしょうか。
となりますと、ほぼ同じ作業を8分×20本以上=160分以上するということなのです。
かなり一般化した計算で、もっともっと効率を突き詰めることは可能かとは思いますが
(例えば、支柱を長さ別に仕分けしておくことで、支柱を選定する作業時間を削減したりとか、支柱を複数本同時に持って行くことで、支柱を運ぶ作業時間を削減したり)、
基本的には同じ作業を繰り返し繰り返し、行う必要があると。
つまり何が言いたいかといいますと、、
一人で農作業やってると、とても退屈になるだろうな、、
ということです。
とても単純作業が多く、また数も多い。
これが飽きが来るところなんだろうなぁと。
なので、、タイトルの伏せ字をあけると、、
農作業とは面倒で退屈な作業である。
ということになります。。
そんな感じだったのですが、
農作業中は、二人で作業していましたので、いろんな話をしながら作業していました。
公の場では言えないような話ばかりでしたが(笑)、共通の知人の話が一番多かったですかね。
退屈な作業でも、誰か相手と話しながらだと、楽しく行うことが出来ました。
あとは、なおさんの桃講釈なんかも面白かったです。
桃講釈は、とてもとても深いお話で、桃農家ではない私にとっては、とても興味深いお話でしたので、明日のポストにしましょう。
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